算数や数学の文章問題で気を付けたいこと

いわき市の小学生・中学生のみなさん、こんにちは!
T’s学習塾(ティーズ学習塾)です。

 

算数や数学では、文章問題(利用問題)が苦手なお子さんが多いかと思います。

難しい問題だと特に「自分が解いた答えは合っているのかな?」と不安になることも多いでしょう。

「確実に当たっているよ!」と判別する方法は非常に難しいのですが、

実は「それは確実に違うから解き直した方がいいよ!」と判別する方法ならあります。

 

簡単な方法なのですが、意外とみなさんこの方法を使わずそのまま課題やテストを提出し、ミスしているように思います。

それは「現実の世界と照らし合わせる」ことです。

 

例を2つ挙げたいと思います。

 

たとえば「5時間で300km走る自動車があります。この自動車の時速は?」という問題があります。

このような問題で、例えば間違えてかけ算をしてしまい、「時速1500km」と答えが出たとしましょう。

当たり前ですが、普通の自動車は時速1500kmも出すことができません。

そのため、問題でも「時速1500km」という現実とかけ離れた答えになるものは出さないのです。

ここで「あれ?自動車なのに時速1500kmっておかしくないかな?」と気づいて、解き直しができるようになれば、とても良い傾向であるといえるでしょう。

 

もう一つの例が「60個のアメを子どもたちに配ったところ、1人に5個分けられました。子どもは何人いますか?」という問題です。

このような「人数」を聞かれた問題で、計算ミスをしてしまい「8.5人」と答えが出たとしましょう。

ですが普通、人数は整数でしか数えません。人数を聞かれた問題で小数や分数になることはまずないのです。
(※平均の問題などであれば小数でも問題ありません。)

「0.5人っておかしいぞ?」と気づくことが出来れば、解き直しをして最終的に正しい答えを導きだせるはずです。

 

いかがでしょうか。

導き出した答えを確認して、何か変なところがないか考えてみるだけでも正解率はアップします。

ぜひ問題と答えを見直す習慣をつけてみてくださいね。